シート防水

塩ビ樹脂や、加硫ゴムを原料としたシートを貼り付ける工法です。
塩ビシート防水では、接着剤で下地へ固定する接着工法と、ビスで塩ビ鋼板ディスクを下地に打ち付け、シートとディスクを電磁誘導装置で融着させる機械的固定方法があります。
既設にシート防水が貼ってあり、その上に被せて防水施工する場合は機械固定工法を用いて施工致します。

アスファルト防水

アスファルト系のシート防水や塗膜防水材がございます。
アスファルトシート防水ではトーチ工法といい、バーナーで炙りながら接着していく工法と常温粘着工法といい接着剤にて固定する工法がございます。
既設のアスファルトシートの上から施工可能で、重ね防水によりランニングコストも抑えることが可能ですが、重ねられる階数には限りがございます。
近年は新築のマンション様によく見られる工法でございます。

塗膜防水

ローラーや刷毛で液状の防水材を複数回にわたり塗広げ複層の防水層を構築する防水工法。
密着工法や通気緩衝工法のど複数の工法があり、多岐にわたって施工ができるのとランニングコストが比較的抑えられるのが特徴にあります。
ほかの防水工法に比べ耐久年数は短めですが、ひび割れ等の不具合が起きた際には上から塗り重ねることができ、補修が容易な防水工法です。

長尺シート防水

近年マンション様のベランダや廊下に用いられることが多くなった防水工法です。
防滑性が高く美観もよくなることから、改修工事にも非常に多く施工されることが増えました。
耐久年数も長く、各部の補修を施せば20~25年程張り替えることなく保つ場合もございます。